Canary リリース
Docusaurus は Canary リリース を採用しています。
これにより、リリース前の新機能は、Docusaurusの次期バージョンにプルリクエストがマージされ次第試用が可能となります。
Canary リリースを使うことは、動作確認を行い、メンテナーにフィードバックを与える良い方法です。
本番環境で Canary リリースを使うのはリスキーだと感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。
Canary リリースはすべての自動化テストを通過しており、さらに Docusaurus のサイトの本番環境でも使用されているのです。
以下に示す Canary バージョンは 最新ではない場合があります。 実際のバージョンは npm ページを参照してください。
Canary バージョンと npm のタグ
main
ブランチにおけるコードに関するコミットは、CI によって @canary
タグの下で Canary リリースされます。 長くて10分程度かかります。
npm で現在のタグとそのバージョンを確認することができます
latest
: 安定版 (現在は current)canary
: Canary リリース (現在は 例: 0.0.0-4922)
必ず最新の Canary リリースを使用し、公開日を確認するようにしてください(公開プロセスが失敗することがあります)。
Canary バージョンの命名規則は 0.0.0-commitNumber
です。
Canary リリースを使用する
canary タグで公開されている最新バージョン (現在は 例: 0.0.0-4922) を参照します。
package.json
内の @docusaurus/*
の依存すべてに同じバージョンを使用してください。
- "@docusaurus/core": "^current",
- "@docusaurus/preset-classic": "^current",
+ "@docusaurus/core": "0.0.0-4922",
+ "@docusaurus/preset-classic": "0.0.0-4922",
次に、依存関係を再度インストールし、サイトを起動します。
- npm
- Yarn
- pnpm
npm install
npm start
yarn install
yarn start
pnpm install
pnpm start
@docusaurus/*
パッケージはコマンドラインでアップグレードすることもできます。
- npm
- Yarn
- pnpm
npm install --save-exact @docusaurus/core@canary @docusaurus/preset-classic@canary
yarn add --exact @docusaurus/core@canary @docusaurus/preset-classic@canary
pnpm add --save-exact @docusaurus/core@canary @docusaurus/preset-classic@canary
すべての @docusaurus/*
パッケージを必ず含めてください。
Canary リリースを使用する場合、semver による範囲指定ではなく正確なバージョンを使用しましょう ( ^
プレフィックスは避けてください)。